雨漏り点検方法はこれ!自宅で簡単にできるチェックポイントとは?


雨が降るたびに「天井からポタポタと音がする」「壁にシミができてきた」といった不安を感じていませんか?特に築年数が経過した住宅や、台風や強風の後には、雨漏りの心配が一気に高まります。しかし、いざ専門業者に依頼しようと思っても「本当に雨漏りなのか分からない」「まずは自分で確認したい」と感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、自宅でも簡単にできる雨漏り点検の方法があります。小さな異変を早めに見つけることができれば、大きな修理につながる前に対処できる可能性が高まります。

この記事では、室内・屋根・外壁それぞれのチェックポイントから、ドローンを使った最新の点検方法まで、幅広くわかりやすく解説します。さらに、専門業者に依頼するべきタイミングについてもお伝えします。ご自宅の安全を守るために、ぜひ最後までご覧ください。


雨漏り点検の重要性とそのタイミング


雨漏りは放置すればするほど被害が広がり、修理にかかる費用も高額になってしまいます。小さな雨漏りでも、内部の木材が腐食したり、カビが発生したりと、建物全体の劣化を早める原因になります。そのため、早期発見・早期対応がとても大切です。

しかし、「まだ大丈夫だろう」と放置されがちな雨漏り。実際には目に見えないところで進行していることが多く、気付いたときには大掛かりな修繕が必要になってしまうケースも少なくありません。そこで重要になるのが、定期的な点検です。


雨漏り点検が必要な理由


雨漏りが発生すると、屋根や外壁の内部に水が浸入します。その水分は建材を腐らせ、カビやシロアリの原因となるため、住まいの寿命が大きく縮んでしまいます。また、電気配線に水が触れれば、漏電や火災といった重大な事故につながることもあります。

こうした被害を防ぐためにも、目に見えないうちから定期的に点検を行うことが必要です。点検をして早めに補修すれば、大きな工事を避けることができ、結果的に費用も抑えられます。


どんなタイミングで点検するべきか


点検のベストタイミングは、台風や大雨、強風の後です。特に風で屋根材がずれたり、飛来物で外壁が傷ついたりしていることがあるため、被害がないか確認しましょう。

また、築10年以上経過している住宅や、前回の塗装や補修から10年程度が経過している場合も、定期的な点検が必要です。

さらに、近隣の住宅で屋根工事や外壁工事が始まっているときは、自分の家も同じくらいの年数が経っていることが多いため、一度点検しておくのがおすすめです。


雨漏りの初期サインとは


雨漏りの初期サインには、次のようなものがあります。

  • 天井や壁に薄いシミが出ている
  • 部屋の中にカビ臭さがある
  • 窓枠やサッシ周りからポタポタ音がする
  • クロス(壁紙)が浮いてきている
  • 床が一部湿っている


これらのサインに気づいたら、すでに雨水が建物内部に侵入している可能性があります。放置せず、早急に点検・確認することが大切です。


自宅でできる室内の雨漏り点検方法


雨漏りは必ずしも屋根からだけ発生するわけではありません。実際には室内のちょっとした変化や異常が、雨漏りの初期サインになっていることが多いです。自宅にいながら誰でも簡単に確認できるチェックポイントを押さえておけば、大きな被害を未然に防ぐことができます。ここでは、室内で確認できる具体的な方法をご紹介します。


天井や壁のシミを確認する


まず最も分かりやすいのが天井や壁にできるシミです。特に天井の四隅や照明器具の周りは水が溜まりやすく、シミが発生しやすいポイントです。

シミの色は、茶色や黄色、時には灰色っぽくなることもあります。一度シミができると時間の経過とともに広がっていきます。小さなシミでも、天井裏に雨水が入り込んでいる可能性があるので注意が必要です。

また、天井のクロス(壁紙)が浮いていたり、剥がれていたりする場合も雨漏りの疑いがあります。


カビや異臭がないかチェック


目に見えるシミがなくても、カビの臭いや湿気の多さは雨漏りの兆候であることが少なくありません。

特に押し入れ、クローゼット、家具の裏側などの普段見えない場所は湿気がこもりやすいため、定期的に扉を開けて空気を入れ替え、カビの臭いがしないか確認するのが効果的です。

もし、部屋の一部だけ明らかにカビ臭い場合は、その真上や真横にある天井や壁を重点的にチェックしてみましょう。


窓枠・サッシ周りの確認ポイント


意外と見落としがちなのが窓枠やサッシ周りの雨漏りです。サッシの隙間やコーキング(目地部分)の劣化によって、そこから雨水が浸入するケースがあります。

確認する際は、窓枠の下部分に水滴やシミがないかをチェックします。また、サッシ周りのクロスが浮いていたり、木部が膨らんでいたりする場合も、内部に水が回っている可能性があります。

加えて、雨の日に窓の周辺から「ポタポタ」という音が聞こえた場合は、かなりの確率で雨漏りが起きています。


屋根まわりの雨漏り点検方法


雨漏りの発生原因として特に多いのが屋根の劣化や破損です。屋根は家の中でも最も雨風の影響を受ける部分であり、劣化や不具合が起きやすい場所です。高所での作業は危険が伴いますが、安全が確保できる範囲で目視や双眼鏡を使って確認することは可能です。ここでは、ご自身でできる屋根周辺の点検方法を具体的に解説します。


瓦のズレ・割れの確認


瓦屋根の場合、瓦のズレや割れ、欠けがないかを確認することが重要です。強風や地震、経年劣化によって瓦がズレていると、その隙間から雨水が侵入します。

また、棟(屋根のてっぺん部分)の瓦が歪んでいる場合や、漆喰が剥がれている場合も注意が必要です。瓦のズレは一見小さな問題に見えても、放置すると天井裏や壁の内部にまで被害が及びます。


スレートや金属屋根のサビ・浮き


スレート屋根や金属屋根の場合は、屋根材の浮きや反り釘の浮きがないかを確認します。特に、金属屋根はサビが発生しやすく、そこから穴が開くと雨漏りの原因になります。

また、屋根材が劣化している場合、表面のコーティングが剥がれ、雨水が浸透しやすくなっています。これも早期の発見が重要です。


屋根の板金や棟の点検ポイント


屋根のてっぺん部分や谷部分には板金(棟板金や谷板金)が取り付けられています。この板金が浮いていたり、釘が抜けていたりすると、そこから水が侵入するリスクが高まります。

特に台風や強風の後は、板金が飛ばされたり、歪んだりすることがあるため注意が必要です。

また、谷板金(屋根の凹んだ部分)は雨水が集まりやすく、ゴミや落ち葉が詰まって排水不良になることも。雨がうまく流れないと、その部分から漏水が発生する可能性が高まります。

目視での確認が難しい場合や高所に不安がある場合は、無理をせず専門業者に依頼することが安全です。


外壁まわりの雨漏り点検方法


雨漏りというと屋根のイメージが強いかもしれませんが、実は外壁からの浸水も非常に多いです。特に築年数が10年を超えてくると、外壁のひび割れやコーキング(シーリング)の劣化が進み、そこから雨水が建物内部に浸入することがあります。ここでは、自宅の外壁まわりでチェックすべきポイントを解説します。


外壁のひび割れや剥がれ


まず注目すべきは外壁にできるひび割れです。髪の毛ほどの細いひび割れ(ヘアークラック)でも、放置しておくと雨水がじわじわと染み込み、内部の構造材にまで悪影響を及ぼします。

また、塗膜の剥がれや色あせも防水機能が低下しているサインです。外壁を触ってみて白い粉(チョーキング現象)が手についた場合は、防水性がかなり低下している証拠です。


コーキング(シーリング)の劣化


外壁の継ぎ目や窓枠の周囲に施されているコーキング(シーリング)も、劣化が進むとひび割れ、剥がれ、痩せが発生します。この隙間から雨水が浸入しやすくなり、雨漏りの原因になります。

確認する際は、コーキングが硬化してひび割れていないか肉痩せして隙間ができていないか剥がれていないかをしっかりチェックしましょう。


ベランダやバルコニーの防水劣化


ベランダやバルコニーは水平面が多いため、雨水が溜まりやすい構造です。そのため、防水層の劣化は雨漏りの大きな原因になります。

確認ポイントは、床のひび割れ、膨れ、剥がれです。さらに、排水口(ドレン)にゴミが詰まっていないかも重要なチェックポイント。排水がうまくいかなくなると、水が滞留して雨漏りが発生しやすくなります。

特にベランダの下が室内の場合、防水層の劣化は直接的な漏水につながるため、定期的な確認が不可欠です。


ドローンを活用した雨漏り点検とは


近年、雨漏り点検の現場でドローンを使った調査が注目されています。高所の屋根や外壁の劣化を安全かつ正確に確認できるため、非常に有効な手段です。ご自身での目視点検が難しい部分も、ドローンであれば簡単に確認が可能です。ここでは、ドローン点検のメリットや特徴について詳しく解説します。


ドローン点検のメリット


ドローンを使った点検の最大のメリットは、足場やハシゴを使わずに屋根の状態を確認できることです。

高所作業のリスクを回避しながら、屋根の全体像や細かい部分まで高解像度の写真や動画で確認ができます。これにより、普段は見えない部分の劣化や破損を早期に発見することが可能です。

また、作業時間が短縮されるため、現地調査がスムーズに進むのも大きな魅力です。


高所作業のリスクを減らせる理由


通常、屋根の点検にはハシゴをかけたり、屋根の上に登ったりする必要があります。しかし、これは落下や転倒といった重大な事故のリスクが伴います。

ドローンを使えば、一切屋根に登る必要がなく、遠隔操作で安全に点検が可能です。特に瓦屋根や急勾配の屋根は非常に危険ですが、ドローンならそうした心配がありません。


ドローンで分かる細かな劣化箇所


ドローンは単に屋根の全体像を見るだけではなく、ズーム機能を使って細部の確認が可能です。たとえば、瓦の割れ、板金の浮き、釘の抜け、コーキングの劣化といった、細かい部分までしっかりチェックできます。

さらに、外壁のひび割れやベランダの防水の状態まで確認できるため、屋根だけでなく建物全体の診断が可能です。

ドローンで撮影した写真や動画は、後からじっくり確認できるので、見落としが少なく、正確な診断ができるのも大きなポイントです。


株式会社KAPENが提案する確実な点検方法


雨漏りの原因は一つではなく、屋根、外壁、ベランダなど複数の箇所にまたがっていることがほとんどです。そのため、どこか一つの視点だけで判断するのではなく、建物全体をしっかり診断することが重要です。株式会社KAPENでは、豊富な経験と専門知識を持った職人が、徹底的に点検を行っています。


屋根・外壁・塗装の職人による多角的な診断


一般的な業者では、屋根だけ、あるいは外壁だけといった限られた視点での点検になりがちです。しかし、株式会社KAPENは屋根、外壁、防水、塗装それぞれの専門職人が在籍しているため、あらゆる角度から総合的な点検が可能です。

たとえば、塗装の劣化だけを見て防水が原因の雨漏りを見逃すことはありません。構造として水が入らないか、塗装として水を弾けているか、防水層が正しく機能しているかまで、職人の目で丁寧に確認します。


ドローン診断と現地調査報告書の提供


高所の確認にはドローンを活用した最新の診断を行っています。これにより屋根の隅々まで安全かつ正確にチェックが可能です。

点検後には、写真付きの詳細な現地調査報告書をお渡しします。どの部分が劣化しているのか、どのような修繕が必要なのかを明確に可視化することで、お客様が納得して判断できるようサポートしています。


保証付きの安心施工とアフターフォロー


株式会社KAPENは自社施工のため、工事後も迅速に対応可能です。さらに、施工保証や製品保証はもちろん、建物全体をカバーする延長瑕疵保険やシーリング保証も用意しています。

「施工したら終わり」ではなく、万が一のトラブルにもすぐに駆け付けられる体制が整っているので、長く安心して暮らしていただけます。

また、見積もりも一式表記ではなく、細かく丁寧に算出し、お客様が分かりやすい形で提示しています。


まとめ


雨漏りは放置することで、建物の劣化が進行し、大きな修繕が必要になるリスクがあります。しかし、早期発見・早期対処ができれば、被害を最小限に抑えることが可能です。

今回ご紹介したように、天井や壁のシミ、カビ臭さ、外壁のひび割れやコーキングの劣化、屋根材のズレや割れといったポイントを定期的にチェックすることが大切です。加えて、ドローンによる高精度な診断を活用すれば、自分では確認が難しい高所の状態もしっかり確認できます。

株式会社KAPENでは、屋根・外壁・塗装の職人が連携し、多角的に診断できる点が大きな強みです。点検から修理、アフターフォローまで自社施工で対応しているため、万が一の際にも迅速にサポートが可能です。さらに、延長瑕疵保険やシーリング保証といった充実の保証制度もご用意しています。

「最近屋根が心配」「外壁にひびがあるかも」「ベランダの防水が気になる」と思ったら、まずはお気軽にご相談ください。


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