見積書からさまざまな情報が得られる!塗装の見積書は重要性を解説

新築から時間が経つと屋根や外壁が劣化し、塗装を検討している方が多くいます。塗装業者に塗装の相談し見積書をもらっても、その内容や金額が妥当なものでしょうか。正しく問題なく見積もりされているか、大部分の方は理解できないでしょう。見積書のまま本契約して、後で何かトラブルが起きないか悩んでいる方もいるかもしれません。本記事では塗装工事の見積書について、理解しておくべき重要なポイントを紹介しましょう。

 

1.見積書の果たす役割

塗装の見積書に限らず、見積書には役割があります。見積書は発注者と業者、相互が納得して正しく取引をスタートさせるという役割を担っています。

 

発注者は見積書によって費用の概算を把握可能です。その金額は実際に取引に進むべきか、判断する際の重要な判断材料になります。

 

また見積書は発注者と受注者の取引内容の認識を、一致させてくれます。さらに工事中や工事終了後のトラブルを、未然に防ぐ役割も果たす働きもあるのです。このように見積書は、取引上重要な書類になります。

 

1-1.塗装工事の見積書は重要な情報満載

塗装工事で見積書を取るメリットは多数あるのです。見積書には塗装業者の社風や営業方針が出てきます。よく読めば読むほど、塗装業者の信頼性や経営者の性格まで、見極める材料として活かせるでしょう。

 

まず大部分の塗装業者は、見積書を提出するために現地調査を行います。見積書の前段階として、塗装する建物を実際に調査するためにやってくるのです。現地調査も行わず電話だけで見積もりを出す業者は、その時点で遠慮することをおすすめします。

 

1-2.現地調査する業者と会おう

塗装業者が現地調査する際に、業者と直接会って話す機会が出てきます。そこで実際に担当者と話してみると親切に対応してくれる、信頼できる業者かどうかを確認可能です。

 

1-3.相見積もりを取ろう

住居や外壁の塗装を考えているのであれば、見積書は複数社から取りましょう。その際に各業者に相見積書を取ることは、事前に話すのがルールです。話すことはメリットもあります。塗装業者に競争意識が出てきて、よい結果につながることもあります。

 

なかには相見積もりを取ることは好まない塗装業者もあるでしょう。しかし自社の技術に自信があれば、負けない見積書が出されます。

 

複数の見積書があればそれらを比較検討可能になり、作業内容がいっそう理解しやすくなるでしょう。さらに相場といわれる適正な価格の把握もできます。

 

2.見積書のチェックポイント

見積書は多くの情報が載っています。建設関係者の方以外は、塗装の知識はほとんどないでしょう。それだけ見積書に書かれている内容を詳しく理解するだけで、塗装に関する基本的な知識が得られます。そういった塗装の見積書で注意すべきポイントを説明しましょう。

 

2-1.正しい塗装面積か?

外装の基本は塗装を依頼する面積が正しく把握されているか、あるいは見込みで大きく誤った数字が記載されていないかは、チェックポイントです。自分で依頼する塗装面積を事前に把握し、見積書の塗装面積と大きく違う場合は、確認が必要になります。

 

2-2.使用する塗料の製品名は必要

見積書で塗装に使用する塗料の、具体的な製品名が書かれていることも重要です。製品名が分かれば、メーカーのホームページで製品の特長が把握できます。ネット情報で料金相場も把握が可能です。

 

2-3.工程が細かく書かれているか

塗装工事の見積書は、工程が詳しく書かれていることも重要です。各工程に意味がありひと工程でも飛ばすとよくありません。塗装後直射日光や風雨に長年さらされるだけに、耐久性に影響が生じることもあります。

 

2-4.「一式」の表記が多い

塗装工事は洗浄など、前処理も大切です。単純に塗料を塗るだけではありません。下塗りや二度塗り、三度塗りまであり塗装工程は複雑であるのです。それだけに「一式」などと一括りされると、塗装工程を手抜きされてもわからず、クレームもつけにくくなります。このような「一式見積書」を提示する傾向がある業者は、要注意です。

 

2-5.値段だけで決められない場合も

見積書で最も大事なポイントは工事費用です。しかし見積価格だけで短絡的に決めることは避けましょう。まれに大幅な値引きをしてくる業者があります。しかしそもそも値引き前の値段が妥当であるか、見当する必要があります。見積書で大幅な値引きを謳う業者は、慎重に判断することが重要です。

 

3.見積書から判断するおすすめの塗装業者

見積書では塗装工事の内容以外で、有料業者かどうか判断する材料となる書き込みが見られるケースもあります。そういった文言から、塗装業者の実力やアフターサービスについて理解できるでしょう。

 

3-1.損害保険や補償の有無

塗装中に事故やトラブルから、建物を壊すことがあります。そのときの保証や補償対策が立てられている業者なのか、事前確認が必要です。とくに塗装工事が終わった後から不良個所が発見されることもあります。そのとき無償で対応が可能なのか不可能なのか、見積書で確認しておきましょう。

 

3-2.資格の有無

基本的には塗装工事に資格は不要で、無資格でも塗装はできます。しかし塗装業には、国家資格の塗装技能士があります。塗装を依頼する業者が塗装技能士の資格を取得しているなら、塗装技術は確かで塗装工事も安心でしょう。資格は塗装技術が一定レベル以上であることを保証するものです。資格を取得している業者は見積書に有資格と記入されていることが多いので、チェックしましょう。

 

4.まとめ

外壁塗装において、見積書の重要性を紹介しました。値段以外は何気なく見逃すことが多い見積書を精査することで、さまざまな情報が得られます。塗装はそれなりに費用もかかる工事だけに、見積書をよく理解して納得したうえで、工事を依頼しましょう。

 

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