屋根修理をしてて感じる気温の変化

屋根の修理から感じることがあります。ここ数年異常気象という言葉をよくききます。建築にも想定範囲を基準として安全基準などを定めています。気温や風速や紫外線などの数年間の最大値最低値などを含めて対応年数などが決められているのですが、ここ数年「記録的な~」と言う言葉をたびたび聞くことがあると、やはり心配になるのが建物の様子です。

植物からみる気象変化

1980年頃にはKAPEN本社のある埼玉県日高市でみかんが実っているのを見ることはありませんでした。2020年頃は1990年頃に植えた子どもさんの卒業記念樹のみかんがたくさん実をつけています。また、お茶の産地が北上し、都内ではアボカドが実をつけています。このように20~30年前にはなかったことが気温上昇で変化してきています。

年間通して少し気温が高く、平均して暖かいね。と言う事ではなく、6月から40℃近い気温が続き、スコールのような豪雨。強風は台風よりひどく感じることも…。災害級の天候不良。

社会情勢からみる建物の状況

団塊世代の住宅購入ピークから40年、高額な土地と建物。高金利の住宅ローンの返済と、学資など子供に掛かるお金が生活費などの負担が大きくなったことで建て替えをできない住宅が増え、そのような時代背景を持つ建物の老朽化も進んでいます。現役世代で50~60代は長い時代の不景気が生活を不安定にしてきました。このため、家を直す時期を逃している建物も多いようです。そして2020年コロナ流行…。

家のメンテナンスは高額な価格になります。例えば建坪30坪くらいで(対応年数20年の物として)屋根・外壁・目地など材料使用ランクはある程度良い物をすべて使って行ったとします。(建物の形、立地、傷み具合によって価格は違います)その建物から算出した価格が120万円位とします。年6万円、月5000円です。20年間貯めていればいいのですが、その間、ローン・子育てを経て、年金暮らしになり、80歳前後になると自身の介護などでなかなかお金を出すことが難しくなります。先日、お話をした80歳前後の持ち家ありの方々に共通していたのは子どもさんが家を離れ、今ある家はいらないと言われたとの事。また、「元気なうちは一人暮らしでも良いが、体調が悪くなったらこの家に住めないので売って施設に入るのが、子どもに迷惑を掛けなくていい」と話す方々が多かったことです。そのことから「家にどこまでお金をかけていいか分からない。すでに築40年なので、売っても解体されて新築になると思うから…。」とこのように悩まれている方が多いようです。

KAPENではれぞれのお客様のニーズに合った選択をご提案させて頂いてます。

KAPENにくる依頼の様子(保険案件も含む)2021~2023年

  1. 強風で屋根の棟板金が剥がれたことでの修理
  2. シーリングの劣化などによる雨漏り
  3. 外壁の長期放置による剥がれ修理と外壁塗装
  4. 屋根の劣化による葺き替え及びカバー工法
  5. 他業者による工事不備の修理工事

これらが増えているように感じています。

相談で多いのは

  1. 訪問業者からの指摘箇所の確認
  2. 雨漏りのようなシミを見つけたことでの点検依頼
  3. 強風で屋根から変な音がしたことでの点検依頼
  4. 雨樋の途中から雨が落ちる
  5. 雨樋が詰まったので見て欲しい
  6. 中古住宅の購入するので点検をしてほしい
  7. 賃貸物件のオーナー様より入れ替えのタイミングで点検依頼
  8. 強風・大雨で屋根の破片が落ちてきた
  9. 外壁が剥がれている
  10. 親が長期入院しているので空き家のようにしない為の工事依頼
  11. 他県他市業者が訪問してきて見積りを出してきたが相場や建物の状況が分からない為、点検を兼ねた見積り依頼
  12. ハウスメーカーの10年目点検をキッカケに依頼
  13. お隣さんが工事をしていてその業者さんがお宅の屋根をみたら壊れていますよ!との指摘から点検

上記相談の事例は?

1・9・12・13は他者・訪問業者等からの指摘

この場合のお客様はご自身がそろそろ時期だと感じていることが多いです。その為、指摘をされたことで不安になると共に突然のことで慌ててしまい、実際に今、必要な工事なのか分からず見積りを取ってしまいます。そのようなお客様から直接KAPENに地元企業だから連絡したや友人知人家族から紹介されご連絡を頂きます。

3の強風で屋根から変な音がしたことでの点検依頼 

夜中に強風が吹いた次の日にご連絡を頂きました。「バリバリ・ガシャン!」と音がしたような!!?でも風の音も酷く、何かがバサバサ動くような音もしていたので気になりながら寝てしまったそうです。翌日、周りを見ても何も変わった様子が無く一安心したそうです。しかし、屋根を見たら…と相談が来ました。確認に行くと棟板金がずれていました。飛んでけが人が出なくて良かったです。その後、保険で修理しました。

2・4・5の雨樋の不良の相談

雨樋が強風や雪などで傾いたり、雨樋の留め具が曲がることで起きる現象です。外側に傾いた場合、雨水桝に流れるようになっているが建物の周囲に落ちてきます。その傾きが建物側の場合は特に問題です。水が家に入ってきて雨漏りになります。

また、雨樋が詰まり溢れて建物側に落ちでしまうことがあります。詰まるものはいろいろあります。例えば、庭木や公園の樹木の葉や枝。屋根のコケが強風で剥がれ雨と一緒に雨樋に流れていき詰まる。釘や貫板の腐食で出たクズが詰まることもありますし、ボールが詰まるっていたこともありました。時には洗濯物が…と言う事もあります。このようにきっかけは様々ですが雨樋が原因で建物が劣化することがあります。この場所は雨が止むと気にしないので点検に行くとかなり長い時間この状態だったと話すと驚かれます。

6・7・10は空き家から次に使うまでのメンテナンス

6の中古住宅の購入、7の賃貸物件のオーナー様より、10の親が長期入院している間に…。これらは一度、空き家になり再度使う前の点検です。皆さんも知っていると思いますが、建物は空き家になると傷みが早くなります。風を通し、光を入れることで建物はいい状態を保ちます。

この夏で閉めっぱなしの建物が増えてる??

最近ではエアコンの普及が進んでいます。記録的な暑さの他に夏の高湿度、冬の低湿度。花粉や黄砂などで閉め切っていることが多いようです。室内と外の温度差があることも冬場の結露の原因となっています。結露はカビやコケの原因にもなります。また、シロアリ発生の原因にもなります。建物にはよくないです。これは屋根修理の原因にもなっています。棟板金の下にある貫板のダメージは気温40℃が6~8月に何度もあると昔よりも早く劣化する可能性が大きいです。もちろん築年数が長い建物は交換が必要です。築年数と環境に合わせたメンテナンスを行う事が大切です。

 

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