棟板金の下の貫板交換

A様からご連絡

先日、訪問業者が突然来て、不具合の指摘を受けたそうです。A様は、訪問業者を屋根の上や敷地内に入れなかったそうです。それでも色々な箇所を指摘されたそうです。

実際にお客様が見てもどこが悪いのか分からず…。大丈夫なはずだけど…?と思いながらも…やはり指摘されると不安になります。そこでA様はご自宅で加入している火災保険会社の相談窓口に相談したところ、弊社をご紹介してくれたとの事でした。お話を聞いて指摘箇所の確認だけではなく建物の無料診断も行いました。このようなご相談を頂いたお客様の多くが無料診断を行い安心されます。

皆さんも年1回健康診断をしている方も多いとおもいます。建物も2~3年に一度か強風や雪や大雨などの後に行うと安心です。

KAPEN本社のある日高市でも、このように突然、訪問業者が来て不具合を指摘して工事の契約を迫る業者に対して、多くのお客様は最寄りの消費者相談センターなどに報告や相談をしているそうです。

弊社では、いきなり訪問して声を掛けることはしていません。確かに見るからに劣化している建物もあります。そのような場所は訪問業者同様いきなりお声をかけて私たちにも指摘はできます。しかし、少し外から見て全体の中で工事が必要な場所と、どの程度の作業が必要かなど適当にお伝え出来ません。何より不安になりますよね!その為、私たちは突然の訪問はしてません。

無料診断

A様のお宅の外壁・屋根の塗装はそろそろ塗り替えの時期に入ってますがもう少し様子を見たいようでした。少し気になったのが棟板金です。A様にそのことを伝えると、詳しく診断して欲しいとのことでした。隙間と釘抜けがあったのと、隙間から傷んだ木片が見えていました。劣化していることがハッキリしたので伝えたところ、見積書を依頼されました。

 

 

お客様より

工事の依頼。工事内容は棟板金を外し、中の傷んだ貫板を交換します。板を撤去しようとしたら…バラバラになってしまいました。

 

 

POINT!!

屋根の棟板金は隙間があると強風などで少しずつ動いて釘が抜けてしまいます。その隙間から雨が入り夏の高温、冬の凍結で棟板金を押さえている貫板を腐らせます。そうやって徐々に劣化が進み、棟板金が剥がれる、飛ばされる、屋根が壊れたなどの被害が起きます。それが台風の時だと雨漏りなどの被害が起きてしまいます。

A様のように、加入している保険会社の相談窓口に相談される方も多くいます。突然の指摘に不安になると思いますが、すぐに対応・契約はしない。どんなにプロでも見てすぐに金額は出せません。

KAPENは保険会社より災害などの仕事を受けることが多いです。それは信頼からくるものだと考えています。

綺麗になりましたね。お客様の気持ちとタイミングに合わせたご提案をしていきます。

 

※注意 悪質業者とのトラブル事例

  • 契約以外の請求をされた。
  • 思っていた内容ではなく、一部工事だった。
  • 耐用年数20年と聞いたのに3~5年で剥げてきた
  • 不具合が出てきたので連絡したが別途料金を請求された(補償期間が無かった)
  • あちこち塗料が飛び散っていた
  • シーリング(外壁と外壁の隙間のコーキング材の部分)が未交換だったり、早く劣化してきた

悪質業者と良い業者を見極めるのはとても難しいと思います。悪質業者の多くが知識と技術が未熟なところが多いと感じます。その為、不具合が多く出てしまいます。塗装業というとペンキを塗る仕事です。しかし、塗料も進歩し知識がないとできないことが多くなっています。建物の材質も様々になり、材質と塗料の知識はもちろんですが技術と経験が必要です。

そしてお客様が施工前・施工後もいつでも安心してご相談できる会社が良い業者だとおもいます。