屋根リフォームを依頼する際によくある質問と回答をご紹介!

日々家主を守ってくれている屋根ですが、ほとんど見るチャンスがありません。

年数が経った一般的な屋根材コロニアルは割れやすくなっています。また屋根は歩くことを想定していないこと、屋根材と屋根材を重ねているところには隙間があるのでその上を歩くと割れる、へこむなどの可能性が高くなります。そのことを理解している職人、営業に現地調査をしてもらい、年数に応じた問題点、補修点を提案してもらいましょう。KAPENではまずはできるだけ屋根を歩かず、目視するための方法としてドローンを使った屋根の確認調査をお客様と一緒に行っています。この方法にした理由はお客様、業者双方とって安心と安全。何より信頼から関係が築けると思ったからです。以前からお客様よりお問い合わせ、ご相談が弊社には多く寄せられていました。

KAPENにきた相談

その1 業者が不安

訪問業者が来て道路からお宅の屋根を見ていたら棟が風で剝がれていましたよ。ハシゴをかけて点検してあげますよ~!と言って屋根に上がり、屋根材が割れています。釘が抜けてこんなに落ちていました。と数本の錆びた釘を持ってきた。屋根で撮った写真も見せられました。しかし、金額も相場が分からず、その会社がどこにあるかわからないし、電話も携帯電話しかなく、不安だったので、その業者は断りましたが、屋根の状況が心配でKAPENさんに連絡させて頂きました。

その2 調査や見積が不安

すぐそばで屋根塗装をしています。その屋根からお宅の屋根が見えるのですが、作業中ずっと心配していました。強風でいつ剥がれたり、落下して通行人に怪我をさせてしまうんだろうと。大した手間じゃないので余っている釘があるので直しますよ!と感じよく声をかけてくれましたので、ついお願いしたら…雨漏りが起きる状況です。棟の板金が剥がれ、中の木が腐っていました。今、そこは板金部分を止めたので大丈夫ですが、屋根は塗装が全体的に剥げているので、雨が降ると雨漏りがいつ起きても不思議ではないです。今すぐ決めて頂ければ、近くで工事が終わり足場をそのまま使えるので、足場代はサービスできます。屋根の塗装で¥〇〇〇万円。外壁は¥〇〇〇万円ですが一緒でしたら¥〇〇〇万円でいいですよ!と話し始めて30~60分には見積もりらしき話になり、2,3日中に見積り書を持ってきます。と言われたので、その前に他社でも見てもらいたいと思って、HPなどをみて、もしくは、友人からの紹介でご連絡しました。などのご連絡が今も来ています。

KAPENでは工事前に時間をしっかりとり、ドローン飛行可能地域ではドローンを使い、飛行不可地域ではハシゴをかけて屋根を壊さないように慎重に調査を行っております。実際にどこが悪いのか?今必要なのか?今後どの位の時期にどこがどうなる可能性あるのかなど、お客様の不安や心配なところをじっくり聞きながら丁寧にお話をしています。その為、KAPENで作業したお客様からは小さなクレームもほとんどありませんし、大きなクレームはありません。終了後も定期的に点検に行ってますので、皆様安心してくださっています。

このように即、見積もりを簡単にだしたり、契約を急がせる業者でいいところはないです。このような事例は国民生活センターホームページにも掲載されていますので、ぜひ参考にして頂ければ、詐欺、悪徳業者の被害に遭う可能が低くなると思います。

よくある質問

さて、本題に戻りましょう。

Q.屋根のリフォームはいつがいいのか?

環境や築年数によって違います。また、プロが考えるリフォーム時期とお客様が考え感じるリフォーム時期では温度差があるようです。
上記その1、2の事例で現地調査に行くとまだ工事の必要のない場合も多く、問題ないことをお伝えしてくることが多々あります。

 

Q.屋根とは?

屋根には大きく分けて2種類場所があります。

1つ目が広い年の屋根部分です。
2つ目が屋根の角度が変わる繋ぎ目の棟(むね)という場所です。(谷というのもありますが、今回は棟の仲間にしておきます。)

 

Q.屋根リフォームの種類は?

  1. 皆さんがよく見ているのは塗り替えという工法かもしれませんね。塗料を屋根に塗って屋根材の劣化を遅らせるものです。
  2. 張替工法です。屋根の痛みがひどく表面だけ直しても雨漏りが起きる可能性がある場合や瓦屋根から軽い屋根にするときに行う工法です。
  3. カバー工法です。瓦以外の屋根で既存の屋根にのせる方法で断熱・防音効果があります。KAPENでは張替後にお客様のメンテナンス負担ができる限り少ないものを提案させていただいています。屋根のリフォームは高額な費用が必要です。その十数年後にまた塗装などで費用が掛からない屋根材をお勧めしています。

 

Q.屋根・建物寿命の誤解

屋根の寿命は15年~とお客さんの話の中でよく聞きます。住宅自体の寿命は50年持てばいいほうだとか。でも、プロの私たちの意見は違います。

まず、日本の家の寿命はメンテナンスをすれば100年位大丈夫です。

周りを見てください。どんなに壊れそうな建物でも台風、地震でも倒壊してない空き家を見ませんか?そんな状況でもしっかり建っています。それだけ丈夫ということです。有名な古い建物と言えば、法隆寺は607年に造られ、五重塔は、なんと!!世界最古の建物。今から100年位前の建物は東京丸の内駅舎、慶応義塾大学図書館旧館、旧古河邸、渋沢栄一の渋沢資料館(王子)や誠之堂・清風亭などがあります。

皆さんの住んでいる街にも古い年代の建物はありますよね。蔵などのある古い家、埼玉では川越や吾野宿などにも古い民家がまだ現役であります。

日本は大きな地震災害を何度も経験してきました。記録上最古の地震の記録は1000年前の(平安時代)818年とのことです。近年の大きな地震でも、諸外国と違い、震度3~5くらいでは倒壊する家は大変少ないです。それだけ日本の建物は過去の技術力と技を応用しているということです。

ですから皆さんのお宅も70~100年くらいはメンテナンス次第で十分に使うことができるのです。築年数40年位の家はまだまだメンテナンスで次の世代に受け継ぐことができます。

ぜひ、大切にしてください。