大雨が降った翌日から無料相談の依頼が増えます。
A様宅の事例です。
A様よりラインでご相談を頂いたのは、大雨が降った翌朝です。
「昨日の大雨で天井から水が流れてきて、雨が酷くなると雨漏りの水量が小さな滝のようになった。」そうです。
すぐに来て欲しいとのことで、屋根と雨漏りに強い担当者が伺い、現地調査を行いました。確かにひどい状況でした。数か所屋根材が割れ、ルーフィングの隙間から野地板が見えるところもありました。かなりメンテナンスはしていない様子…。
詳しく話を聞くと、雨漏りが起きたのは2年くらい前からとのことでした。まだ少し天井が濡れ、雫がまれにポタポタ垂れるくらいで、心配しながらも晴れて乾くを繰り返していたので、お金もかかるし凄く困るほどでもなかったので後回しにしていたそうです。
そしてこの日を迎えてしまいました。
大雨が降り心配しながらもいつも通り少し壁が濡れた程度だろうと思っていましたが、、、、
朝起きてみると床に水たまりができていて、急いでタオルやバケツを用意したそうです。
2階の部屋は服や家具や家電も濡れ大惨事。その後、調査した時は屋根裏にかなり慎重に入りました。目視だけでなく、触っても危険だと感じたためです。
この件もお客様にはご自身で万が一、上がるときは気をつけてくださいとお伝えしました。
それから数日晴れが続きました。再度お伺いした時に2階天井付近が大変暑かったので、話を聞くと夏は暑く冬は寒いとの事でした。お客様からは屋根修理のみとのご依頼でしたので、そのことも考慮してカバー工法を提案しました。
後日、お客様より2階天井裏がどうなっているか見てほしいと言われ、再度点検の為に入ると、乾いている天井の板のあちこちがいつ壊れてもおかしくない状態にまで雨漏りで痛んでいました。点検口も含めて直したいとの希望に変わりました。
今は大工職人も含めて相談中です。もし、定期点検を3〜5年毎に行なっていたら…。雨漏りを確認してすぐにご連絡が来ていたら…。ここまで大掛かりな工事や惨事、出費にはなることはありませんでした。