住宅の外壁塗装は何日かかる?各工程とそれにかかる日数の目安を徹底解説!

そろそろ外壁塗装の塗り直しをしたいと思いながらも、どれだけの日数がかかるのか分からず後回しにしてしまっている人も多いのではないでしょうか。外壁塗装にかかる日数の目安が分かれば、自分の予定と照らし合わせて依頼する時期を決められることでしょう。そこで今回は、住宅の外壁塗装に何日かかるのか、工程ごとに目安の日数を解説していきます。

 

1.住宅の外壁塗装にかかる日数の目安とは?

一般的な2階建ての住宅の場合、外壁塗装にかかる日数の目安は7日から10日ほどだと言われています。この期間中、ほぼ毎日異なる作業が行われていくのが外壁塗装の特徴です。次の章で、その工程とかかる日数を解説していきます。

 

2.外壁塗装の工事の工程とかかる日数とは?

ここからは、外壁塗装の工事工程と、かかる日数について順序を追ってお話していきます。

 

2-1.工事の準備・近隣への挨拶周り

建設工事と違って塗装だけなら騒音もなく近隣に迷惑は掛からなそうに思えるかもしれませんが、実は違います。足場の設置や撤去の際に騒音が出るほか、塗料が飛散したり強い匂いがしたりといったことで近隣にはどうしても迷惑が掛かってしまいます。

 

ご近所とのトラブルを未然に防ぐためにも、近隣への挨拶周りは重要です。塗装業者だけで挨拶周りをしてくれることも多いのですが、誠意を伝えるために挨拶周りに施主も同行するといいでしょう。工事の準備として、敷地内に塗料や道具を置く場所を用意するのも合わせて、初日の1日で終わります。

 

2-2.足場の設置・飛散防止シート張り

高所まで効率よく塗料を塗るために、そして職人の安全を守るためにも足場は必要不可欠です。平屋や一部だけの塗装の場合には足場は用意しないこともありますが、2階建て住宅を塗装する場合に足場は必ず用意すると言っていいでしょう。

 

飛散防止シートは、塗料や洗浄水が周囲に飛散してしまうのを防ぐために住宅と足場の外側をぐるりと囲むように張ります。足場の設置と飛散防止シート張りは、合わせて基本的に1日で終わる作業です。

 

2-3.高圧洗浄

業者用の高圧洗浄機の水圧で、外壁に付いた汚れやカビ、ホコリやコケなどを洗い流す作業は、塗装の仕上がりに大きく影響する大切なものです。足場の設置にも大きな音が出ますが、高圧洗浄機を作動させる音もかなり大きいものです。家の中にいるとかなりうるさいはずなので、この日は家にいないなど対策が必要かもしれません。

 

高圧洗浄での洗浄作業は半日から1日あれば終わりますが、洗浄後に1日から2日乾燥させる必要があるので、この工程では3日かかることになります。しっかり乾燥させないと、塗膜が膨れたりうまく塗料が乗らなかったりと仕上がりに影響してしまうので、実は乾燥は大切な工程なのです。

 

汚れがひどく高圧洗浄機では落ちない場合は、薬剤を使ったバイオ洗浄が行われることもあります。また、特殊な形状の外壁のため手作業で洗浄しないといけない場合には、作業日程が1日ほど延びる場合もあります。

 

2-4.下地の処理・養生

高圧洗浄で汚れなどを落とすだけが下地の処理ではありません。剥がれそうになっている古い塗膜を剥がしたり平らにしたりすることで、新たに塗り塗料が一緒に剥がれてしまうのを防ぐ処理が続きます。具体的な作業としては、ひび割れの補修や、くぼんだ部分を埋めて平らにするパテ埋め、外壁材同士をつないでいるシーリングの打ち替えや打ち増しなどです。外壁塗装後のトラブルの実に約80%がこの下地処理が不良だったことで起きると言われているほど、重要な作業となります。

 

塗料が付着したら困る、玄関ドアや給湯器、エアコンの室外機やサッシなどをビニールシートやマスキングテープなどで覆って保護する作業が養生です。通常なら下地処理と養生合わせて1日から2日あれば終わりますが、劣化が激しい状態の場合には下地処理に時間がかかるので3日ほど要することもあるでしょう。

 

2-5.塗装作業

ここからがようやく本番と言える、塗装作業になります。塗装作業は、「下塗り」「中塗り」「上塗り」の3つの工程があるのです。

 

下塗りは、後から重ねる塗料と下地の間にあって接着剤のような役割を果たす塗料で、「プライマー」「シーラー」などと呼ばれる中塗り・上塗りとは違う塗料が使われます。半日あれば下塗りは終わり、数時間ほどかけて乾燥させるので、下塗りに要する日数は1日です。中塗りは、上塗りの補強のため、厚みを出すために行う工程で、仕上げ用の塗料を塗っていきます。乾燥後、問題が無ければ仕上げの上塗りを行いますが、中塗りで1日・上塗りで1日かかるのが標準的です。

 

2-6.点検・見直し

全て塗装し終わったら、職人が目で見て塗り残しや色合いの違う箇所がないかなどをしっかり仕上がりを確認していきます。不都合のある個所はすぐに修正できるように、足場を撤去する前に点検・見直しを行います。やり直しの事も考えて、点検・見直しに1日みるのが一般的です。

 

2-7.足場の撤去・片付け

点検・見直しが終わったら、ゴミなどの片付けや足場の撤去などを行います。この工程はすぐに終わりそうに思えますが、足場を撤去するのに外壁を傷つけてしまう可能性もあるので、1日作業時間を取って慎重に行います。

 

3.まとめ

外壁塗装を依頼すると、外壁の現状や天候などにも左右されますがおよそ7日から10日で作業が完了します。作業工程についても事前に分かっていれば、騒音がうるさい工程の日は出かけるなどして対応できるでしょう。

 

日高市・川越市・飯生市を中心に数多くのお宅の外壁塗装を手掛けている「株式会社KAPEN」は、一級塗装技能士や二級建築施工管理技士といった有資格者が高い技術力を生かす質の高い塗装が自慢です。提案力やアフタフォローの手厚さもご好評をいただいております。作業にかかる日数なども、何でもご質問ください。

 

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