遮熱塗料と暑さ対策

最近5月・6月も暑い日がありますね。夏でもないのに夏日、真夏日と言われる日が続いてます。夏になると朝夕の気温も思ったほど下がりません。10年以上前は朝夕は涼しいと夏でも感じ散歩やいろいろな作業は朝のうちに行っていました。そうそう、子どもの頃は夏休みの宿題も朝やりなさ~いと言われていませんでしたか?しかし近年、夏の早朝の気温は涼しいや爽やかだと感じる気温ではないように思います。一晩中エアコンをつけておかなくては熱中症になってしまうような危機感を持ってしまいます。今年は例年より夏が暑くなると言われています。光熱費も上がり家庭では家計費切迫、企業では経費増と悩みが増える夏になりそうです。負担を抑えるにはどうしたらいいのでしょうか?

KAPENができる暑さ対策をご紹介します。

~どうしたら暑くならないか?~

建物・部屋が暑くなる原因は何?どんな場所が暑いのか?

  1. 屋上や屋根は大変暑い!!
  2. 天井裏も暑い
  3. 最上階の部屋は暑い
  4. 日差しが入る部屋は暑い
  5. 断熱材のない・少ない建物は暑い
  6. 屋根の材質が金属は暑い
  7. ベランダや道路をコンクリートやアスファルトで家の周りを舗装している
  8. 大きい窓が多く、昔ながらの1枚ガラスで薄い窓がある家は暑い
  9. 日差しを遮るものが無い

皆さんが生活している家・所有の住宅ではどのような対策ができるのか?

夏休みの晴天で外気温が38℃の暑い日に、壁が厚い茅葺屋根の古民家や合掌作りの建物や倉、石やブロック、太い丸太を使ったログハウス、重厚な作りの美術館や音楽ホールに入った時に外とは違いヒンヤリしているな~と感じたことはありませんか?

これは通気を構造として確保していたり、外気温をしっかり遮断しているため室温が上がりません。日差しが入らない工夫をすることも大切です。

DIYできる暑さ対策

暑さの原因は住居の断熱性能の低さにあります。暑い外気・日差しや熱気が入り放題の家では、いくら冷房を強くしても電気代が高くなっている割に快適にはなりません。だからといって熱さを我慢していると、今度は熱中症の危険も出てきます。

窓ガラスの断熱性能を上げる

100均やホームセンターなどで販売しているシートを窓に貼ることで熱を多少遮断できる

窓から室内に熱を入れない カーテンを厚手で遮熱タイプにする。葦簀、日よけシェードを設置する グリーンカーテン
暑い空気を留まらせない 窓を開けたり換気扇・扇風機を設置して暑い空気を外へだす。エアコンをつける

アスファルト・コンクリート対策

ベランダや玄関・テラスなどのアスファルトやコンクリートは熱を吸収し留めます。例えば…熱いお湯の入ったやかんを置いておくと冷めるまで周りに熱気が伝わりますよね。熱を吸収させないように人工芝を置く、日よけなどで日差しを当てない。水を撒く。
建物に日差しを当てない 木陰を作るために大きな木を植える…。これは他の問題が色々起きそうですね

 

多くの皆さんがすぐに出来るのはこの辺ではないでしょうか。KAPEN社長嘉数と社員の稲福の話では沖縄では屋根に水を掛けるよ!との話でした。そういえば東北に遊びに行ったときに、建物近くの水路から水を吸い上げ屋根に撒いているのを見たことがあります。

KAPEN本社のある日高市。周囲の山際の住宅地は15~20年前はエアコンが要らなかったそうです。今はその地域もほとんどの家にエアコンが入ってます。もともと寒暖差が激しくない地域は断熱材が入ってない住宅も多いです。そんな状況で年々気温が上がりここ数年は過去のデータをどんどん更新していますね。新築時の気候条件と違うという事は建物の寿命やその後のメンテナンス方法や点検方法や期間を少し見直すことも大切です。

私たちKAPENでできる暑さ対策

社長の嘉数に聞いてみましょう。嘉数社長~教えて下さい。

窓ガラスの断熱性能を上げる ペアサッシなどの断熱・気密性のあるものに変更。既存の窓の内側にもう一枚窓を設置する内窓もありです。
屋根の温度を下げる 石付の金属屋根で屋根カバー工法を行う。遮熱塗料で屋根塗装をする
暑い空気を留まらせない 天井や室内にファン(換気扇)を設置、屋根に換気棟を設置 
アスファルト・コンクリート対策 人工芝などを設置する
建物に日差しを当てない 日差しを当てないではなく、遮熱塗装を行い日差しを遮断させることで熱を溜めさせない

 

KAPENでは暑さ対策のご依頼があった場合、現地調査を行い遮熱塗料を提案することがあります。ここ数年多くの企業様より熱中症対策と経費削減の観点から遮熱塗装のご依頼を頂きます。1棟分の大きな工場などで夏の電気代が100万円以上安くなったと話がありました。2棟3棟だと!!大変な削減です。電気代が高騰してる今、さらに効果てきめんかもしれません。

 

木道一戸建てでも遮熱塗料でお願いしたい!とのご依頼があります。

話を聞くと「建物の築年数が古く断熱材が入っていないから、最近の暑さで室内が凄く暑くなりエアコンの効きが悪いので困っている。調べたら遮熱塗料と言うのがあると書いてあった」とか、「勤め先の建物に塗装したら効果があった」や「電気代の節約方法を調べていたら遮熱塗装について書いてあり選択肢に入れてみた。」などいろいろな理由から選ばれています。近年の気候変動と電気代の値上げがお客様の選択肢を広げています。

遮熱塗料といっても遮熱効果の高いものは限られています。特に「○○○○○(塗料)」+「サーモ、IR 等」のような遮熱効果の有無を選択できるような塗料の場合には県や市区町村で実施している補助金の対象にならない水準の遮熱効果だったりします。

 

デメリットはあるのか?

一般塗料に比べても耐久年数では負けず劣らずの高性能ですが、色味が限定されている点とお値段が少しお高い点が欠点です。高断熱高気密の住宅や夏の直射日光が大きな木や建物で遮られているなどであれば遮熱塗料ではなくてもいい?と思います。

各ご依頼により条件が違うので遮熱塗料についても無料点検・無料見積りの時にご提案致しますので、なんでもご相談ください。KAPENの  得意かつ専門分野は外装:外壁塗装や屋根工事  です。

その為、違う分野の企業様(外構工事・リフォーム・住宅クリーニング・火災保険会社・公共事業者・店舗事業者)からご相談や仕事の依頼が来ます。「出来ないこと、知らないこと」を解ったフリをして行う企業・業者はとても怖く、不安でしかありません。実際、戸建て住宅などの一般のお客様に対しては解ったフリをしている業者が多くいます。しかしながら、対法人ではフリが通用せず、実力・知識を求められますので、どの分野にも知識と技術と経験があってお客様に提供することができます。

専門外の相談や依頼が来たらどうするの?

KAPENに仕事を依頼して頂いたとします。屋根・外壁塗装のみ行う予定でしたが、追加で鉄骨のベランダを追加で解体処分してほしいとなった場合。もし、そこで大工仕事をしていない私たちが大切な箇所の大工仕事を見様見真似で行ったら、どうですか?プロの大工ならば気を付けるべき点を見逃してしまうかもしれません。また、塗装くらい誰でもできると塗装を知らない業者が塗ってしまったら…どうでしょうか?本来は使わない塗料を選び、洗浄から3回の最終塗装までの手順も適当に行われたら、予定していた耐用年数どころか1年目で塗装が剥がれてしまいます。

毎年何件も「困っている助けて欲しい…。」とKAPENに相談があります。時には室内リフォームの相談もあります。そんな時はKAPENの協力業者と一緒に対応します。それぞれ得意分野があり、仕事にこだわりを持っているので安心です。住宅のお困り事も無料相談時にご相談ください。

 

参考資料:遮熱塗装実験 第1弾 遮熱塗装実験第2弾 ~器具を使って確認~

 

 

Works 施工事例

 

 

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