外壁塗装の失敗

外壁塗装を失敗した!!と感じるのはどんな時??

KAPENとご縁ができたお客様の中には、前回の外壁塗装を失敗した!と言う方がいます。塗装後10年以上前なら、まだマシですが…前回の外壁塗装から2年~5年以内に剥げてきたと聞くと気の毒になります。

では、皆さんがそんな失敗をしないためにはどうしたらいいのでしょうか?

初めて外壁塗装を依頼するときの注意点は?

まずは、どんな失敗があったのか?失敗事例を調べてみましょう!

そこにはもしかしたら原因と対策方法もあるかもしれません。

初めての外壁塗装を納得できるように参考にしてみてください。

 外壁塗装の失敗原因は「色」と「塗装会社」の選び方

色選びを失敗

色を変えると家のイメージはとても変わります。大きな建物の色はイメージと大きく違う事があります。思ったより暗いや明るい、全然違う雰囲気になった、想像と違ったなどよく聞きます。

さて、なぜ失敗するのでしょうか?

色には相性や特徴があります。色の合わせ方によって同じ色でも単色で見る色と全く違う色に見えることがあります。色を選ぶ時に使うのは小さな色見本や、画像です。それが大きな建物に塗装すると圧迫感を感じたり、ぼんやりして見えたり、威圧感も感じることもあります。
周囲の景観を考えていなかったので、街並みから浮いてしまう事もあります。

色の相性や特徴を考えずに好きな色を組み合わせると、違和感や威圧感のある色や落ち着きのない建物になります。何か…しっくりこない?ここだけ目立つ?馴染めない?と感じながら生活することになります。

多くのお客様が一世一代のイベントのように塗装を行う事を楽しみにします。気持ちが少々高ぶります。お子様のいるご家庭では尚更です。また、金額も高額なのでより特別感があるのだと思います。

その為、選ぶ色が当初イメージしていたものと異なります。

ここがポイント!

契約直後に色を決めて半日くらい置いてもう一度色を検討しましょう。少し時間を置くことでイベント気分から平常時の気持ちに戻ります。そうすると近隣などの周辺環境を考えたり、建物や庭全体のイメージと塗装後の色合いを広く考えることができます。不思議なもので気持ちが高ぶっている時は視野が狭く建物だけで色を決めてしまう事が多いです。

 

塗装会社選びの失敗

高額で頻繁にやり直しが難しい塗装工事。外壁塗装会社を選ぶ際は、評判や実績に信頼性がある会社を選ぶことが大切です。
色や塗料の種類の選び方、アドバイスなど打ち合わせをしたり、実際に塗装を行ったりするのは塗装会社です。建物の状態・周辺環境などを考慮して理想のイメージに近いご提案します。

このように塗装会社の力量が大きく影響します。

塗装会社の選び方の失敗でよくある内容はまとめると以下のような内容に分けられます。

  1. 塗装会社の【実績や評判】を調べなかった。
  2. 【アフターフォロー】について事前に確認しなかった。
  3. 【他の塗装会社と比較】せずに依頼してしまった。
  4. 会社の所在が良く分からない。
  5. 事前調査をしっかりしない。
  6. お客様の担当と連絡・相談がすぐにできない。もしくはお客様担当が毎回違う。
  7. 見積書の内容が大雑把(足場・パッキン・塗料の種類・ベランダなどの補修箇所など…細かい見積りをもらいましょう)セットで〇〇〇万円…とか、全部で〇〇〇万円…。これはどこまでセットで全部なのか不明です。後々トラブルの元です
  8. 見積りに来た営業の車の中がごちゃごちゃ。(書類や道具が整理整頓出来ない会社は仕事が雑なケースが多いです。)
  9. 社員同士の雰囲気が悪く話が通らない。

良い会社かどうか、ほんのすこしの様子でも確認できることがありますね。

KAPENの社員の紹介です

社長の嘉数です

塗装が好きで知識はとても豊富です。建物のことで悩みがあれば嘉数に相談してください。

取締りの幸田です

営業・ドローン撮影・測量・見積書作成など担当です。お客様の初期の要望を聞きだすのがとても上手です。

施工管理の筧です

現場で職人と工期などを管理してます。またお客様の工事内の相談などを親身に聞いてくれます。

 営業のご紹介トリプル山さん

本です。塗装のみならず、室内リフォームや外構工事のリフォームまで詳しいです。花とお話が大好きです。お客様のご要望を第一に考えているので完成後は皆さんご納得頂いています。

岸です。元々は塗装職人です。その為、塗装の知識はとても深いです。不具合なども多く見て・対処してきました。その為提案が適格です。経験を生かした知識で信頼されています。

中です。山中も元職人です。経験の数が大変多いので、皆さんの疑問に的確に回答します。少々照れ屋です。仕事は実直に行いますので多くのお客様から信頼されています。

皆様に安心してご連絡を頂ければ幸いです。

実績と評判を確認しよう

最近はネットで色々なことが調べられます。塗装工事は職人の技術の差がはっきりと出ます。すべて手作業で行われるからです。また塗装会社によって作業工程の数、丁寧さにも違いがあります。
 

仕事の丁寧さを確認しよう

丁寧さを最初に感じるのは現場の資材と道具の保管方法だと思います。近くで工事をしている時、他社の現場をよく見かけます。資材を雨ざらしにしたり道具を大切にしていなかったりするのを見ると丁寧ではないな~と感じます。丁寧な作業をしている現場を見ると「負けないように頑張ろ~」と感じます。
改めてうちの職人は道具を丁寧に大切にしているな~とホッとします。
外壁塗装を依頼するのに最も大切なのは信頼できる塗装会社を選ぶこと。そのためには実績や評判を調べておくことが大切です。

アフターフォローとは

外壁は施工完了後から劣化や変化が起きます。問題のない変化もありますが補修が必要な場合もあります。どこまでアフターフォローをしてくれるのかというのも外壁塗装会社選びでは大切です。KAPENでは工事内容によっては保証がありますのでご契約前にしっかりご説明しますのでご安心ください。

他の塗装会社との比べてみよう~!

外壁塗装の相場や内訳はお客様(業者を含め素人)には難しいのでわかりにくいと思います。消費者庁のホームページにも出ていますが、悪徳業者に騙されてしまうケース事件も起きています。複数の会社から見積もりを取り、サービス内容を確認して比較をすることでより良い選択をすることができます。
また、契約を焦らせる業者も危険です。「ちょうど!キャンセルが出たので 今なら足場代無料で行ってあげられます!」や「近くの工事が早く終わるので、すぐに予定を入れられます。」10,000円以下の買い物でも騙されるのは辛いですよね。高額な金額を使って工事をするのですから慎重に決めてください。

失敗しないためにはどんなことに注意したらいいのでしょうか? 

外壁塗装は15~25年に一度です。その為、依頼経験が豊富という人はあまりいないでしょう。
しっかり調べても…やはりリスクはたくさんあります。できれば後悔はしたくないですよね。

KAPENが教える!!10の失敗例

1.仕上がりの色がイメージと違った

参考記事 外壁塗装の色選びで気を付けること

対策ポイント!
色は錯角を起こします。

同じ色を下記の条件でみると、色の見え方が違います!

  1. 明るいところと暗いところで見た場合。
  2. 小さい面積と大きい面積で見た場合。
  3. 画面などを通してみる場合
  4. 電球の色、太陽(朝日、昼、夕日)など違う色の光源で見た場合。
  5. 他の色が隣にある状態や囲まれている状態で見た場合。

 

私たちの脳は様々な条件によって錯覚を起こします。脳に騙されないようにサンプルで色を決めましょう
色を選ぶ時は色見本帳やサンプルボードに塗られた塗料、PCやタブレットの画面に映し出されたイメージ画像で色を確かめてみましょう。皆さんもご経験があると思います。ネットなどで購入したものが来てみると「あれ??こんな色!!」という事が…。
これらが錯覚です。いろいろな条件の中、脳が錯覚を起こすことで起きています。そのことも理解したうえで素敵な色を選んでください。
見本帳は木の板に塗装された色、PCやタブレットは液晶を通して映し出した色です。実際の色に近いのはサンプルボードに塗られた色ですが、面積による錯覚、見る場所によって明るさや光源の色によっておこる錯覚に注意してくださいね。(少し難しいですよね)

周りの色と家の色が合わない

選んでいた時、完成時は外壁の色が気に行ったのですが、周りから浮いている?なんだか違和感がでてしまったと言う事もありました。

色は周囲の色や雰囲気との組み合わせによって印象が変わります。某テーマパークのあるエリアが大好きで、少しカラフルだけどとご依頼。やはり周辺の住宅から浮いているように感じ、トーンを押さえた色に変更された例もあります。

対策ポイント!
  • 周辺の建物を見てみよう!
  • イメージがまとまるように近隣の建物を見に行ってみよう!
  • カラフルな色を選んだときは落ち着いた色をアクセントに入れるなどの工夫もいいでしょう
  • どんな色にも合わせやすい色を選んでおくことで周囲の色が変わっても安心です。

柄のあるサイディングボードに塗装したら変だった

元々柄のあるサイディングボードの外壁に塗装したら…なんだかシックリこない仕上がりになってしまった。

最近の外壁はサイディングボードにはいろいろなデザインがあります。表面の凹凸を使ってデザインが浮き上がる感じです。サイディングですがまるでレンガのように見えるものもあります。サイディングボードの元々のデザインを生かさず塗装してしまうと仕上がりに違和感が出る場合があります。上手に生かして素敵な外壁塗装にしましょう。

対策ポイント!

色を決める時に相談しましょう。塗料や塗装方法によって一色ではなく、2色

3色と色は選べます。また、天然石やレンガのような風合いを出すことができます。もともとのサイディングボードに合った色の塗料を見つけるといいですね。

汚れが目立つ

せっかく綺麗に塗装したのに…汚れが目立ち始めた。

  • 雨筋汚れ
  • 緑色のコケや藻が付着
  • 泥汚れやカビ

外壁は常に雨風にさらされているので汚れが付きます。近くにグラウンドや畑などの砂やほこりが付着し、雨で流れて固まったり、カビや藻が発生したりして外壁にこびりついてしまうこともあります。
外壁塗装の色は外観のイメージを決めるだけではなく、汚れや劣化が目立ちやすいかどうかにも影響します。

対策ポイント!
汚れが目立たない塗料と色を選ぼう

汚れを目立たないようにするには、汚れに強い性質を持った塗料と汚れが目立たない色を選ぶといいです。汚れは地域や建物周辺の条件によって違うのでご相談ください。

例)白っぽい土よごれが多い建物の色を白の反対色の黒や紺を選ぶと汚れが目立ってしまいますよね。

塗装前の無料点検やご契約後の現地調査で汚れの種類に合わせた色や塗料を選んでいきましょう。悩みはとにかく話してください。そこから解決の糸口が見つかります。

配色(ツートンカラー)で失敗してしまった

1階と2階の色を違うものにしたら…。バランスの悪い印象になってしまった。

ポイント!
色の相性を考える

色の組み合わせを考える方法として色相関図を参考に基本的な3つの特徴を解説します。

①色相関図で相性が良い色を選ぶ
②同系色の色を選ぶ。
③色相関図で反対色を位置にある色合わせにくい。

施工後に修正(変更)を依頼したら、追加で足場代を請求された

塗装の確認をして足場を解体した後に全体を見たらおかしなところがあり、修正(変更)を依頼したら足場をもう一度組むための代金を請求された。

塗装工事は建物全体を塗るため、そして安全に作業を行うために足場を建てます。
足場を組むには専門的な知識と技術そして人員と搬送が必要になります。建物のサイズによって違いますが3~4人住まいの平均的な住宅でも10万円以上の費用が掛かります。
その為、作業終了後・完成後の変更は別途請求されることが起きてしまう事があるのです。

ポイント!
足場を解体される前によく確認する。

足場を外す前に必ず仕上がりの確認があるのが基本です。
もし仕上がりの確認もしていないのに足場を外されてしまったのならやり直しは塗装会社側の責任になります。

多くの場合、「仕上がりの確認をしてください」と言われても、何をどう確認して良いのか分からず、パッと見て「大丈夫そう。」で判断してしまう人も少なくありません。
ポイントを押さえてしっかり確認することが大切です。

ポイント!

工事開始から足場を外す前まで、時間がある時はお客様の担当営業や工事責任者などに声をかけてコミュニケーションを取れる環境を作りましょう。気になる事を早い段階で相談することで失敗は軽減されます。

  • 工事途中で下や横、色々な角度から見て色合いを確認する。
  • 担当の営業や工事責任者と工事中も話をしましょう。
  • 近くや遠くからも全体の色を確認しましょう。
  • 塗りムラや色のおかしなところがないかを確認しよう。
  • 屋根・窓・扉の境目など細かい場所の塗り残し、はみ出しを確認しましょう。
 

 

塗装されない部分がある?!

工事内容の確認で見落とした!完成後換気扇フード・雨樋・窓枠・雨戸・軒天・ドアやドア枠がそのままだった。なんてことがあります。また、エアコンのホースの裏などもそのままでエアコンを新調工事後古い塗装が線のように出てきたなど問題が起きたと聞いたことがあります。KAPENではそのようなことがないように、色を含め話をさせて頂いています。

また、 施工後の確認で問題ないと完了になり、足場解体後に不具合を感じた場合があるかもしれません。塗装は手作業です。その為、そのようなことが起きないように細心の注意をしながらKAPENでは作業をしているのでほとんどありませんが、万が一不具合を見つけ気になってしょうがないようでしたら担当に相談してください。

外壁塗装での塗ムラやはみ出しの確認は足場を外す前に行うのが基本です。しかし足場が設置された状態で細かいところまで全て確認するのは難しく、施工完了後に気が付くということが良くあります。
確認をしてしまった後なので修正はしてもらえないだろうとあきらめてしまう人がいます。

ポイント!

気になるところは我慢せずできるだけはやく担当者に相談してみよう!

 

施工完了後に塗装が剥げた

外壁塗装施工完了から短期間のうちに塗装が剥がれ落ちた…。

外壁塗装をおこなってわずか数年で塗料が剥がれて困っている人の話を聞いたことがあります。

原因は下地処理の知識不足や手抜き、塗料の知識がない為、施工不良・手抜きが起きている可能性がほとんどです。

施工後数年が数年経過している状態で塗装会社のミスとも言い切れず、有償での補修となるケースがあったり、そもそも連絡が付かないケースがあります。

ポイント!
  • 契約前に業者の事業所の住所などを確認しましょう。
  • 契約時に補償期間についての確認しておく。(完成後の保証期間内で塗料の浮き、剥がれが起きた時の対応を確認しましょう。
  • 外壁は常に雨風、日照にさらされているので劣化しやすいものです。塗料の剥がれ以外にもアフターフォローについて確認しておいた方が安心です。

参考資料:屋根の悩みを聞いて~塗ったばかりなのに?!~

悪徳業者に引っかかってしまった!!

最近、このような話を聞きました。
「一般的な塗料は3回塗りますが、最近でた塗料は1回で大丈夫です。その為、塗料の価格は少し高いのですが工事期間も短く結果お安くなります!」と業者に言われたのですが、一応相、KAPENに見積もりをお願いしたいとの事でした。
1度塗りで…?大丈夫な…?塗料???最近出きた??大丈夫なのか???
このお客様は騙されていないかな??
お客様に見積りを出しました。その時に先方の価格を聞くと。安くない!見積書を見せて頂くと見積書が薄い!表紙だけ??です。内訳もほとんど分からない物でした。

悪質業者は突然来ます。ほとんど見えないにも関わらず、「屋根のあそこが!ここが壊れている。早く直さないと近隣のお宅に強風時に迷惑をかけます!や家が傷んでもっとお金がかかる」と言われることがほとんどです。あまり突然のことで知人や他社に相談することも出来ずに契約する方もいます。

そして…仕上がりは雑でひどい施工。相場より高い金額を請求されて、再工事の依頼をしたら前回より少し安い程度の見積りを出されて、他社にお願いせざるを得なくなった。その上、前回の工事の補修まで行う事になり…結果2倍の価格を払う事になったお客様を知っています。

最近では回覧板で悪徳業者が来ていることをお知らせする地区もあるそうです。注意喚起をしても被害は後を絶ちません。特に高齢者世帯が被害に遭う事が多いです。

悪質業者はとても話し上手で元気で明るい雰囲気の人が多いです。挨拶もよく出来ています。その為、まるで突然孫が来たような感じになります。気を付けましょう

悪徳業者の手口
  • 相場より高額な費用を請求
  • 経費を極端に抑えた手抜き工事
  • 点検と称して家を壊したり汚したりして補修を依頼
  • 点検後、他の酷い現場の写真を見せて工事を焦らせる

悪質業者に引っかかると現状よりひどい状況になることもありますし、何より出費が高額になります!

ポイント!
  • お願いもしていないのに突然訪問する。
  • 不安り契約を急がせる。
  • 多額の割引に注意する。
  • 今行っているご近所さんや自分がすでに騙されていることで被害を広める。

POINT!!

悪徳業者に引っかからないようにするためには、手口や特徴を知るとともに「自分は大丈夫」という考えを持たないようにすることが大切です。狙っている側と油断している側では心の準備期間も当然違います。依頼もないときに突然来る業者にはくれぐれも気をつけてください。
悪徳業者は次々と巧妙な手口、話術を磨いています。どんな人でもだまされる可能性があるということを理解しましょう。

 

 

 

まとめ

どうですか?これを読んで数十年に1回の外壁塗装で失敗しないためのノウハウは得ることは出来ましたか?これから数十年気持ちよく楽しく過ごす大切な建物。そしてお金を守ってください。

塗装で綺麗になった家で幸せな時間を作っていくお手伝いをさせて頂ければ ㈱KAPENとしては大変嬉しいです。