外壁や屋根塗装の色の組み合わせで失敗しないために!

外壁や屋根塗装の色の組み合わせで失敗しないために!

多くの皆さんが塗装を決めてから色選びで悩みます。色が豊富というだけでなく、昔と違い個性と感性も生活の中に入ってきているので色選びを楽しんでいます。家族で色見本を組み合わせて選んでいたり、ネットで調べている方も多いです。同じ建物ですが色が変わるだけで全く様子が変わります。

お店やビル等では目印やシンボルになるように色を選ぶ方がいます。住宅では街並みに合わせた色合いの中に個性を取り入れる方も増えています。大規模開発された古い住宅地では、新しく入居される方が若々しい爽やかな色でご依頼する方もいます。そのような建物が増えてくると街全体が明るく・活気が感じられます。

色は人にイメージや気持ちの変化をもたらせます

色によって人はイメージを変えていきます。冬はグレーやダークブラウンやブラックなどのシックな色が多いです。厳粛な場や落ち着いた雰囲気の場ではシックな色が使われています。たまに凛とした色と表現する方もいますね。

それが春になりピンクの桜や新緑、黄色の菜の花やタンポポ、オオイヌフグリのブルーなどが出てくると同じように寒くても途端に気持ちも明るくなったり、出かけたい気分になりますよね。色は気持ちを大きく変えます。

建物はとても大きいですよね。それを塗装するのでそこに住むお客様も含め、地域の方も気分が変わります。最近できた住宅地を見るとカラフルな色で建てられているところがあり、外国のような街並みになっているところもあります。このような場所を歩いていると子育て世代の方が多いな~と感じます。明るい雰囲気からウキウキした気分になります。

塗装を行う方の年代や生活環境の変化が色から分かることもあります。

子どもさんがいるお客様が塗装を行うと子どもさんの好きな色や元気が出る色や目印になる色を選ぶ方が多いです。子どもさんが成長した時に塗装すると落ち着いた色を選択する傾向があり、孫世代になった方は孫が家を分かるように、少々個性的な色を選ぶ方もいます。色を選ぶ時のお客様の生活環境が大きく影響しているな~と日々感じます。

10数年ごとの楽しみ

KAPENで塗装するお客様で今回はどんな色にしようかな?と楽しみにしている方がいます。「また10数年後に塗装するのだから、少し冒険してみようか!」そんな風に話すお客様を見ていると、私たちもワクワクしてきます。例えば!

  • 1階2階の境目で色を切り替える。
  • 窓枠などのポイント箇所を決めて色を変えることで家の雰囲気がグッと個性的に。
  • 今までの色と全く違う色を選ぶ
  • ベランダや雨戸だけ色を変える

外壁塗装を行う目的は建物の劣化を遅らせることですが、近年塗装色のバリエーションが増えていること、海外のデザインなどが情報として入っていることなど塗装も多様化しています。そんな中で、あまりにもお客様ご家族が色で悩まれている時は、色見本セットを貸し出したり、無料診断で撮影した写真を使って色を変えてイメージ画像をお見せします。長いようであっという間の15~20年の色選び、決まるまでのひと時を是非お楽しみください。

 

劣化が早い遅い色がある??

あります!外壁の劣化は「紫外線」と「熱の影響」が大きく関わっています。その影響を受けやすい色は劣化が早いという事になります。

色あせしやすい色ランキング

  • 1位   赤  
  • 2位   黄  
  • 3位   緑   

色あせしにくい色ランキング

  • 1位   
  • 2位     
  • 3位   ベージュ  
  • 4位        

この内容はホームページの記事にありますのでご確認ください。(⇒外壁塗装で色あせしない色はどんな色?

どんな色でも選べるの?

はい!! 選べます。1色でも7色でも何色でも選べます。色の種類は600以上と言われています。それに柄のあるものを合わせると大変多くの選択肢があります。建物に塗装を行うのに上下を分けたツートンやアクセント部分を別の色にすると、個性的な色合いにできます。

でも…色が多すぎと完成後に落ち着かない等の問題が起きることが予想されます。そういえば…塗装の黄金比なるものがあると聞いたことがあります。

それは 6:3:1 この比率はカラーコーディネートなどで使われる比率です。

ベースカラー 建物外壁のメインになる色
アソートカラー メインの色を引き立てる色
アクセントカラー 全体のアクセントになる目立つ色

建物で確認してみましょう①

塗装前のベースカラーはライトグリーン、アソートカラーは無し、アクセントカラーはベランダ下などにあるライトブラウンのラインですね。
塗装後のベースカラーはベージュ、アソートカラーはベランダ全体のブラウン部分、アクセントカラーはベランダ下などにあるダークブラウンのラインです。この建物は煉瓦張りのアソートカラーがあるのでベースカラーがとても引き立ちます。
 

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after

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after

 

参考ホームページ: 【神奈川県川崎市】新生活に向けた屋根カバー工法と外壁塗装の施工実績

建物で確認してみましょう②

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after

塗装前のベースカラーはオフホワイト、アソートカラーはホワイト、アクセントカラーは無し。
塗装後のベースカラーはオフホワイト、アソートカラーはホワイト、アクセントカラーはブルーのライン。

建物で確認してみましょう③

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after

塗装前のベースカラーはオフホワイト、アソートカラーは柄ありのベージュ、アクセントカラーは無し。
塗装後のベースカラーは柄ありのベージュ、アソートカラーはピンク、アクセントカラーは屋根の色と同じ破風・鼻隠し・雨樋赤ライン。

参考ホームページ: 明るい家にしたい!~日高市旭が丘H様邸~ 

どうですか?3つの例を出してみました。

ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの3色を選ぶと建物はスタイリッシュな感じになりますね。

ベースカラーとアクセントカラーの2色を選ぶ方

 

塗装前のベースカラーはベージュ、アソートカラーは無し、アクセントカラーは窓枠・雨戸・雨樋などのダークブラウン。
塗装後のベースカラーはホワイト、アソートカラーは無し、アクセントカラーは窓枠・雨戸・雨樋などのブラック。

 

 

塗装前のベースカラーはベージュ、アソートカラーは濃いベージュ、アクセントカラーは無し。
塗装後のベースカラーはベージュ、アソートカラーはダークブラウン、アクセントカラーは無し。

 

ベースカラー1色を選ぶ方もいます。

 

塗装前のベースカラーは薄いグレー、アソートカラーは無し、アクセントカラーは無し。
塗装後のベースカラーはイエローベージュ、アソートカラーは無し、アクセントカラーは無し。

 

色見本を使う!

「面積効果」という言葉を聞いたことはありますか?色は面積によって見えかたが変わります。色見本やネットなどで決めた色を注文されます。しかし、飛散防止ネットを外した建物をみて、お客様がたまに呆然としていることがあります。KAPENではそのようなことがないように決定までの話を聞きながら、完成後の雰囲気を伝えます。

面積効果を体験してみてください

その①

グレーの色見本です

同じ色見本をアップで撮ったものです。

その②

濃いグリーンの色見本です

同じ色見本をアップで撮ったものです。

その③

外壁塗装 ブラウン色見本です。まったく別物に見えますね…。

同じ色見本をアップで撮ったものです。

色の相談するときに、このような色見本帳やサイディングなどに塗ったサンプルをお見せします。上記の面積効果①~③を見ても色具合は違いますね。その③は特にその様子が分かります。少し離れた写真とアップ写真では色が異なって撮れます。この写真は合計10枚撮影して確認しました。まるで違う見本を撮影しているようですね。私自身、とても驚きました。

それを大きく広い外壁に塗装するので色見本帳やサンプルをみて、あなたの家に塗装した後のイメージと違って驚くのは仕方ない??かもしれませんね。その上、色の組み合わせと比率、アクセントカラーの量などでイメージは大きく変わります。「塗装時期が近づいてきたな~」と感じてきたら、いろいろな住宅を見て希望の色を見つけておくといいでしょう。住所などが分かればKAPEN営業(山本・山岸・山中)に伝えてください。

参考ホームページ: 外壁の塗り替えで悩む色選び サンプルをもとにご紹介! 

シミュレーション画像使う

現地調査した時に撮る写真でイメージをシミュレーシすることもあります。例えば先程の「建物で確認してみましょう②」はお客様にイメージ画像を作って確認した案件です。その時に注意として、画面に表示される色は実際に完成した時の色とは見えかたが多少異なることがあることをお伝えしました。お客様は「イメージ画像とほとんど同じだったね~」と画像を作った営業の山本に話していたそうです。

シミュレーション画像・サンプル共に参考程度に考えながらも、上手にご利用していきましょう!

さあ~色を選ぼう!!

皆さん!!今回の塗装はどのタイプにしましょうか?ベースカラー・アソートカラー・アクセントカラーの3色使い?それとも2色?ベーシックな1色。困った時はKAPENにご相談くださいね

 

 

施工事例

  パステルカラーの外壁 (日高市 K様邸) ~工事の様子~