目地シーリング

シーリングはあまり認識されていませんが、防水の材料なのです。

外壁とサッシなどの付帯部との取り合い部分から雨水の侵入を防止するゴム性質の防水材です。

建物は常時地震や風などの自然現象により建物が揺れたり動いたりし、部材同士がずれたり衝突したりします。

また、部材自体が収縮をしますがそれを防ぐことにもこのゴム性質の弾性の機能を発揮しています。

 

【 外壁塗装でよく使用される目地シーリング材 】

・変成シリコーン系シーリング

※シーリングの上に塗装しても、塗装しなくても可

・ウレタン系シーリング

※シーリングの上に塗装をしなくてはならない

☆ウレタン系シーリング材の「オートンイクシード」は特殊ウレタンのため塗装をせずとも大丈夫です。

 

シーリング材にも耐久年数があり、上記の変成シリコーンでは10年程度、オートンイクシードは30年程度の違いがあります。

そのため、外壁塗装(塗料にも10年、15年、20年、30年保つ塗料がある。)で使用する塗料とシーリング材の耐久年数は同グレードにする方がご家庭のお財布に優しいと言えます。

 

【 シーリング材使用上の注意 】

目地シーリングには様々な外的力が加わります。

伸ばされたり、縮まされたり、上下にずらされたりし、この動きに追従させる機能を発揮させるために

「3面接着」ではなく、≪2面接着≫となるように施工します。

(3面接着とは外装材目地の両側面だけでなく、正面から見て目地の裏面にも接着していることを指します。)

3面接着の場合、目地裏にも接着してしまうとシーリングの弾性機能が発揮されず、シーリングが切れてしまうことがあります。

この3面接着を避けるために事前に目地にボンドブレーカーやバックアップ材と呼ばれるものを使用する場合があります。

 

さらに基本的な注意点としてはシーリング材を使用する前に接着部位にプライマーを十分に塗布することが必須となります。

これが疎かにされるとシーリングの剥離が起きてします。

 

【 目地シーリングのメンテナンスサイン 】

シーリングに切れ目やひび割れ、あるいは硬さが出てきましたら目地シーリングを交換するサインです。

放置をしているとその部分から雨水が内部へ侵入し、雨漏りやその周囲の部材を腐らせてしまうことに大きく繋がってしまいます。

なぜなら上記で述べたようにシーリング材は防水材ですので、このような状態になっているということは防水材としての機能がなくなってしまっているからなのです。

 

 

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